チック症の子供を持つ親の正しい心構え!子供の症状を抑え進行を食い止めるために必要なこと
チック症の子供をもつ親が注意しておきたいこと、抑えておきたいポイントについて今回はお話していきたいと思います。
チック症が悪化してしまうのではないか?と不安に成ったり適切な対処法がわからずに四苦八苦している親は非常に多いのではないか?と私は思っており、
子供のことからチック症を患い大人になって初めて克服することができた私が悩める親子さんに対して少しアドバイスさせて頂たいと思っているので、ぜひ参考にしてくださいね。
陥りがちな心理とは?
チック症の子供をもつ親が陥りやすい心理状態についてお話していきたいと思います。
こどもの目立つ症状に対して余計に子供以上に気にしてしまう人は多いのではないでしょうか?本人以上に気に掛けてしまうことで子供は余計に心配に成ったり、
自分は少し変わっている・または大きな病気を患っているという意識を芽生えさせないように気を付けなくてはいけないのです。
- これからもっと症状は悪化していくのではないか?
- 自分の育て方が間違っているためにチックが発症しているのではないか?
- なにかしたら異変が脳にありそれは先天性のものなのでは直すことはできないのではないか?
- 激しい多動性を目撃した時は、やはり止めた方がいいのではないか?
- 将来的にもこの症状は続き、一生本人を苦しめてしまうのではないか?
- この癖を止めなくては恋愛や友人関係に問題が生じるために幸せになれないのではないだろうか?
このような心理状態に陥ってはいないでしょうか?
親が子供を心配する気持ちはすばらしいものですし、実際に我が子を誰よりも想い、支えて行かなくてはなりません。
しかしこのような心理に陥らないようにもっとどんと構えることも必要なのではないでしょうか?
ゲームをしているとチックが出るから止めた方がいい?
チックはリラックスしているときに出やすい傾向にあります。
特にリビングでくつろいだり、テレビゲームなどをしているときにチックが出やすいのですが、これを無理に止める必要はありません。
ゲームのしすぎは問題があるので時間を少なくする努力は必要なのですが
ゲーム自体にチックの問題があるわけではないので、症状を軽くする目的のために止めることはあまり効果的ではないということを覚えておきましょうね。
チックが出やすいという理由でゲームを禁止するのは症状の悪化を招く危険性があります
ネガティブな感情をぶつけないようにする
独特な症状に対して心配のあまり叱ったり、怒鳴ったりしては絶対にだめです。
心配のあまりいら立ちを感じることはあるのですが、それをぐっと堪えることも必要なのです。
本人にその鬱憤をぶつけてもなにも問題は解決しないですし、
親からプレッシャーのせいで私みたいに成人になっても症状が続いてしまうなんてこともあるのでね
子供のチック症は一時的なものであることはほとんどなので、気長に様子を見守ってください。
しかしチック症の症状があまりにも酷い場合や、1年以上も治らないのであれば適切な処置をしなくてはなりません。
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