注意欠陥・多動性障害は子供チック症に先行して起こっている?その特徴とは
子供のチック症に悩まされる場合はチックが出てくる初期症状の前に注意欠陥・多動性障害がみられることがあります
今回は注意欠陥・多動性障害の特徴について今回お話していきたいと思います。
すぐにそわそわして落ち着くことができなかったり、人の話を聞くことができずにすぐに立ち上がってどこかに行ってしまうことはありませんか?
どのような特徴があるのか?
注意欠陥・多動性障害の特徴についてお話していきたいと思いますね!
- 手足をいつも動かしてバタバタさせている
- 静かに椅子に座っていることができなくもじもじ体を動かす
- じっと座っていることができない、それを無理矢理させようとしてもできない
- 順番を待つことが苦手である
- 集中力がないために少しの刺激(視覚、聴覚など)に過敏に反応してしまう
- 相手の話を最後まで聞くことができない
- 指示を最後まで聞くことができない
- ひとつのこと終わらせないまま、別の行動をとることがある
- 静かにすることができない
- 自分の話を途中で辞めることができないので一度話すと止まらない
- 必要なものを無くす癖がある
- 話をこちらがしているのに、まるで聞いていないような態度を取る
- 考えれば危険だとわかることも躊躇なく行動することがある
これらのチェックに当てはまる行動をどれくらいしているのか?が問題です。
注意欠陥・多動性障害に悩まされている子供はこれらの行動をすべてしてしまう傾向にあるのです、一個や二個ではありません。
発症するタイミング
では一体これらの行動はどれくらいの時期に見られるかというと大体が4歳前後に見受けられるのです。
または小学生になって何年かしたあとに徐々に見えて来ることもあります。
親としてはこれは単なる反抗期なのか、それともただ元気がよくてエネルギーが持て余っているのではないか、と考えることもありますよね。
注意欠陥・多動性障害にも程度があるので軽い場合はただふざけているように思うこともあります
また女の子よりも男の子の方が注意欠陥・多動性に確立が3倍程度高く、また重症化している子は男の方が10倍近く多いと観測されているのです。
精神刺激薬は飲まないようにするべき
注意欠陥・多動性障害がみられる場合は病院から
- リタリン(メチルフェニデート)
- デキセドリン(デキストロアンフェタミン)
- サイレート(ペモリン)
が処方されることがありましたが、神経を興奮状態させる効果があるのですがチックの症状を悪化させたり、チックを誘発する危険性があるとしていまは処方されることはあまりありません。
注意欠陥・多動性障害を抑えるために精神刺激薬はなるべく飲まないようにするべきではないでしょうか?
精神刺激薬を飲むことでチックは治りにくくトゥレット症候群を引き起こす危険性がありますからね。
他の病気を併発する危険性がある
注意欠陥・多動性に悩まされているとチック症・トゥレット症候群だけではなくて
- 鬱病
- アルコール依存症
- 強迫性障害
を引き起こす危険性が高いことがわかっています。
親は一貫した態度を取ることが大事
注意欠陥・多動性障害(ADHD)はチック症・トゥレット症候群と同じように問題を引き起こすような行動を子供がしたときには
親は一貫した態度を取るべきなのです。
子供が同じ行動をとった時にあるときは怒って、またあるときにはなにも言わない。
これは一貫性がなく、子供はより親の矛盾した態度を理解することができずに精神的に不安定になる危険性があります、
また過度な叱り方や時間をかけて反省させるような態度も良くなく、悪いことをしたらその都度しっかりと叱ることが大切で、
注意欠陥やチックに対しては親は冷静な態度を持つことが求められますね
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